ウクライナ戦争の停戦を目指すトランプ大統領は、ウクライナの頭越しにプーチン大統領と協議し始めた。戦争の一方の交戦国であるウクライナは完全に無視された形である。2月20日、キーウでゼレンスキー大統領は、アメリカのケロッグ特使(ウクライナ担当)と会談したが、会談後に予定されていた共同記者会見はアメリカ側の要請で中止となった。 ゼレンスキーは、ウクライナ抜きの停戦交渉は受け入れられないと反発を強め、ヨーロッパ統一軍の形成を促しているが、それは可能なのだろうか。 ウクライナや今回のロシア軍の侵略について、トランプは、プーチンに洗脳されたのか、極めてロシア寄りの認識を明らかにしている。 18日、トランプ
トランプに無視され、NATO加盟も欧州軍創設も非現実的、確固たる安全保障なきまま停戦迫られるウクライナの悲劇
【舛添直言】「暴走王」トランプに自由な民主主義の命運を委ねてよいのか