ヨーロッパ最大の安全保障イベント「ミュンヘン安全保障会議」が、2月14日から16日まで開かれたが、今年はとりわけ注目された。1月20日に発足した米ドナルド・トランプ政権が、ウクライナ戦争とイスラエル・ハマス紛争を解決に導こうと本腰を上げたからだ。 アメリカは、トランプ大統領こそ参加しなかったものの、J.D.バンス副大統領、マルコ・ルビオ国務長官、ウクライナ・ロシア問題担当のキース・ケロッグ特使らを送り込んだ。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領やEUのウルズラ・フォンデアライエン委員長、NATO(北大西洋条約機構)のマルク・ルッテ事務総長、イスラエルのギデオン・サアル外相、それに23
ロシアとイスラエルに肩入れ、自分勝手なトランプ外交に世界が眉ひそめる中、中国・王毅外相が「超人的」外交戦
東アジア「深層取材ノート」(第271回)
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