各国は、自国の領域内に情報収集施設を建造し、飛来する通信電波情報をそこで収集している。 また、情報収集機を使う場合、2国間の中間線を越えない範囲で警戒監視区域を設定し、あくまでその区域内で飛行して情報収集する。 西太平洋に面する国々で、情報収集艦を保有しているのは中国とロシアだけだ。 日本、韓国、台湾、東南アジア諸国は、そのような艦船を保有していないばかりか、中国やロシアの領海近くまで接近し情報収集する意図もない。 米国の場合は、1968年にプエブロ号が北朝鮮の元山沖で情報収集していたところを北朝鮮に拿捕されてからは、情報収集艦を保有していないという情報がある。 ところが、中国の情報収集艦や情