著者の荒木俊哉氏は、国内外20以上の広告賞で受賞歴のあるトップコピーライター。とはいえ、もともとは言葉のセンスや才能に自信があったわけではなく、悶々と過ごすダメライターだったという。 必死に言語化や聞き方の工夫を重ねていくうちに、自分の言葉で魅力を語れるようになっていった荒木氏は、言語化力にはセンスなど関係なく、日々磨いていけば確実にレベルアップする能力だと主張する。 言語化力がつくと、自信を持って自分の思いや意見を言葉にしたり、すぐに思考をまとめたりすることができる。コミュニケーションや判断がスムーズになり、効率的に仕事を進められるようになる。 そもそも、言語化力というと「話す力」「伝える力