薫風香る5月10日の午後、和歌山城の内堀の直ぐ脇にある和歌山地裁前には60人を超える行列ができていた。彼らの目当ては、2021年4月に逮捕・起訴された「紀州のドン・ファン」こと故・野崎幸助氏の元妻・須藤早貴被告(28)の初公判である。相変わらずドン・ファン事件への関心の高さがうかがえる。 法廷には地裁で一番大きな部屋が充てられていたが、それでも傍聴は抽選となった。 メディアの関心も高かった。開廷が午後2時からだったため、この時間に生放送を行っている「ミヤネ屋」(日本テレビ系)や「ゴゴスマ」(TBS系)は地裁前から中継を行うなど、まるで2018年の殺人事件時の騒動を彷彿とさせる放送態勢だった。
ドン・ファン妻が法廷で驚きの主張「嘘と知りつつ私のカラダ目当てにカネを払ったのだから詐欺じゃない!」
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