11月の兵庫県知事選挙で、斎藤元彦知事が再選され、かれは一転して「パワハラ知事」「おねだり知事」から「ヒーロー」になってしまった。 斎藤知事を批判していたテレビや新聞・週刊誌などは「オールドメディア」と貶められ、信頼性を失った。 とくに真実などそっちのけで、ここはわれわれの腕の見せ所だといわんばかりに、斎藤知事の「パワハラ」ぶり「おねだり」ぶりを、連日おもしろおかしく報じたテレビのワイドショーの低劣さは、叩かれた。 ところが、知事選が終わってから1か月、今度は当選した斎藤知事の選挙運動に協力したという代理店の女性社長の行為が、選挙違反にあたるのではないかという話題でもちきりになった。 その後も