ただ、ここで教えていてよく思うのは、国際支援は何も国連やJICA(国際協力機構)やNGOで働いたりするだけではないとうことです。地元企業や自治体で働きながら、普通に暮らしながらも、地元での多文化共生に携わったり、フェアトレードの商品を購入したりするなど、できることはいくらでもあると学生に伝えています。 今の学生は中学・高校時代にコロナ禍があったせいもあり、フィールドワークのために初めてパスポートを作る学生もいます。海外でこうした経験をすれば、少しかもしれないけれど、目に見える成長があります。 フィリピンに行った多くの学生は、フィリピンに関連するテーマで卒業論文を書きました。将来の仕事には直接つ
遠隔教育や遠隔医療…途上国のベストプラクティスを衰退する地方に!地方の学生と世界をつなぐとはどういうことか?
新潟県立大学大学院国際地域学研究科の伊藤晋氏に聞く、地方の若者が世界を意識する意味
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