順風が吹いていた日韓関係が、佐渡金山の追悼式問題によって突如乱気流に巻き込まれる形になった。今年7月、新潟県佐渡島に位置する「佐渡金山」のユネスコ世界遺産登載を控え、韓国と日本は「毎年労働者追悼式を開く」と合意した経緯がある。ところが追悼式の開催直前になって出席者や追悼の辞の内容などについて日韓が衝突、尹錫悦政権になって初めて歴史問題で日本と対立する事態となった。いま韓国社会は「また日本に騙された」「交渉の顛末を明らかにせよ」と沸き返っている。 日本政府は2010年、佐渡金山をユネスコ世界遺産推薦暫定リストに載せ、2018年に登録を試みたが、韓国政府が反対したため実現できなかった。韓国歴史学界
「生稲晃子氏、靖国参拝」報道で反日感情を沸騰させた韓国、誤報アナウンス後も容易に消えない日本への不信感
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