米大統領選が終わり、ドナルド・トランプが返り咲いた。このことで多くの人たちが期待するのは、ロシア・ウクライナ戦争の停戦が早まり、中東の混乱が終息に向かうことである。だが、それは同時に、米中対立の先鋭化と台湾海峡危機の激化も予想されるということだ。 このトランプのカムバックは、中国にとっては間違いなく悪夢だろう。では台湾、日本にとってはどうなのか。中国の悪夢に巻き込まれず、新たな時代のステージへの道を切り拓くことが可能だろうか。 トランプは自分が大統領になれば、中国からの輸入品すべてに関税をかけること、その関税率も60%から100%という高いものになることなどを公約として語っていた。 その発言を
トランプvs習近平・プーチン・金正恩という悪夢、ウクライナ停戦の次は台湾海峡めぐる戦争リスクが急上昇
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