アメリカの大統領選は事前の世論調査結果に反して、トランプの楽勝だった。この予想外の結果を受けて、世界主要株式市場も大きく動いた。特に東京とニューヨークの株価は高騰した。ひとまず市場はトランプの当選を好意的に受け止めたとみていいだろう。 むろん、前政権時を見ても、トランプは優れた政治リーダーとは言えなかった。それでも、アメリカの選挙民がトランプに再び投票したのはChange(変革)を期待しているからであろう。 仮にハリスが当選した場合、それは民主党政権の継続性が期待されたのであろうが、トランプが当選したため、これまでのバイデン政権の数々の政策は継続されず、大きく転換する可能性が高い。この政策転換
「トランプ2.0」と対峙する習近平主席の苦悩、古典的な経済外交もパンダ外交も機能しない今、大打撃を受ける恐れも
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