2018年6月に、米食品医薬品局(FDA)は大麻草から抽出した成分を使用した抗てんかん薬・エピディオレックスの製造販売を承認しました。2019年9月には、欧州医薬品庁 (EMA)も同薬を承認しています。 エピディオレックスは、従来の抗てんかん薬での治療が困難な難治性てんかんに有効な医薬品として期待されています。日本にも、難治性てんかんに苦しむ患者さんがいます。大麻草由来成分の医療用途でのニーズが高まったという点が、今回の改正の経緯、目的の一つです。 また、日本では2020年以降、若年層を中心とした大麻の乱用が問題視されており、その対策を講じる必要がありました。 これを受けて、2021年1月から
実はあまり知られていない大麻取締法改正、12月の法改正で大麻規制はどのように変わるのか?
【StraightTalk】難病患者に対する医薬品として期待を集める大麻草由来成分とは
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