世界でも群を抜く米国の創意工夫の才がここまで見事に表現された光景はほとんどないだろう。 10月13日、スペースX製の巨大なブースター・ロケットが大気圏の端まで飛んで地球に帰ってきた。 それも、このロケットをつい数分前に打ち上げた発射台に向かって降下し、見事にそこに収まった。 この驚嘆すべき技術のおかげで、大型ロケットを再利用して宇宙探査を安価かつ大胆に進める道が開かれることになるかもしれない。 しかし、このロケット打ち上げがまさに米国の進取の気性の証であるように、スペースXの創業者イーロン・マスク氏は米国政治の悪いところを余すところなくとらえている。 同氏はドナルド・トランプ候補を支援する一環
世界の羨望の的、規模でも質でもこれまで以上に充実している米国経済
2024.10.21(月)
The Economist
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