9月19日、米国でラスカー賞の選考結果が発表された。ノーベル賞の前哨戦とも言われる権威ある賞だ。 臨床医学部門で受賞したのは、肥満症治療薬GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)受容体作動薬の開発に従事した3人だ。米国のマサチューセッツ総合病院、ハーバード大学のジョエル・ハベナー教授、米国のロックフェラー大学のスベトラナ・モイソフ准教授、デンマークの製薬企業ノボノルディスク社のロッテ・ビエレ・クヌーセン氏である。 GLP-1とは、食事の際に小腸のL細胞(Large Granule細胞)から分泌されるホルモンで、血糖値の調整や食欲の抑制において、重要な役割を果たしている。ノボノルディスク社や米国の
肥満症治療薬ウゴービ(GLP-1受容体作動薬)、エビデンスが確立していないがん予防効果を患者に伝えるべきか?
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