9月10日夜、アメリカ大統領候補のドナルド・トランプとカマラ・ハリスのテレビ討論会が行われた。討論会直後にCNNが発表した調査では、討論会を見た有権者登録者600人のうち、ハリス優勢が63%、トランプ優勢が37%であった。しかし、討論会によって投票先が変わると答えた人は、わずか4%だった。 テレビ討論会は、選挙の結果に影響を与えることがある。 1960年の大統領選では、民主党候補のジョン・F・ケネディと共和党候補のリチャード・ニクソンが史上初のテレビ討論を行ったが、ニクソンは病み上がりで、しかもノーメイクであり、若くて、はつらつとしたケネディに敗れた。ケネディはメイクもして、服装にも気を遣った
「討論会でハリスに敗北」でも揺るがない、欲求不満と憎悪から生まれるトランプ支持者たちの“狂信”
【舛添直言】アメリカ大統領選でも露見したポピュリズムの厄介さ
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