ロシアの代表的な株価指標であるRTS指数が8月後半に急落し、その後も軟調な展開が続いている(図表1)。 8月中旬までRTS指数は1000ポイント前後でもみ合っていたが、8月19日の相場の終値が977.34と1000ポイントを下回った後は下落が続き、9月3日の終値では898.36と900ポイントを割り込むと、その後、下落が一服した。【図表1 RTS指数】 もともとロシアの株式市場は参加者が限定的である。加えて、ウクライナ侵攻をきっかけとして外国人投資家の多くが退出したため、参加者はさらに少なくなっている。 そのため商いが薄く振れやすいわけだが、それまでじり高が続いたRTS指数が侵攻直後の2022
金利優遇ローンの打ち切りでロシアの住宅バブルもついに崩壊?ウクライナの越境攻撃に焦るプーチンの泣きっ面に蜂
【土田陽介のユーラシアモニター】8月に急落したロシアの株式市場が意味すること
ここからは、JBpress Premium 限定です。
カンタン登録!続けて記事をお読みください。詳細はこちら