数週間前には、今年の民主党全国大会はお通夜のようになるのではと思われた。 いざ始まってみると、1960年代のヒッピーたちの愛の集会「ラブ・イン」を彷彿させる雰囲気になった。 新たな大統領指名候補が敗色濃厚だった党を救ってくれたという安心感が、代議員たちの喜びに趣を添えた。 カマラ・ハリス氏がこれを成し遂げたのは、彼女が「どんな人物か」というよりも「どんな人物でないか」による部分が大きい。 まず、ハリス氏はジョー・バイデン氏ではない。 バイデン氏はシカゴで開かれた党大会で告別演説を行い、年齢のせいで口やかましくなったことがあらわになった。 ハリス氏はドナルド・トランプ氏でもない。 バイデン大統領
性格と政策、カマラ・ハリスはドナルド・トランプを倒せる、だが大統領としてどのように国を治めるのか?
2024.8.26(月)
The Economist
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