社会人野球の頂点を決める大会、今年の都市対抗野球が東京ドームで開催され(7月19日~30日)、三菱重工East(横浜市)の初優勝で幕を閉じた。高校野球ともプロ野球とも趣の異なる「大人の真剣な野球」は、プレーのレベルの高さだけでなく、選手やそこに関わる者たちの人柄や野球に懸ける思いが垣間見える、人間臭さの漂う世界でもある。3編のインサイドストーリーから、社会人野球の魅力を紐解いていく。(矢崎良一:フリージャーナリスト) 1回戦3試合が行われた大会4日目。東邦ガス(名古屋市)の入社9年目・飯田裕太内野手と、NTT西日本(大阪市)の2年目・井澤駿介投手という2人の東大出身選手が、同じ日に試合に出場し
甲子園でもプロ野球でもない、社会人野球に憧れたドラフト候補の元・東大野球部主将の生き方
プロを目指さなかった男たち(1)明治安田・松岡泰希捕手が目指した「大人の真剣な野球」
2024.8.12(月)
矢崎 良一
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