パリオリンピックが開幕し、柔道の“誤審”疑惑が世間を騒がせている。「(開催国の)フランスひいきしすぎ」「柔道を五輪の競技にする必要ある?」などと様々な声がSNSなどにも投稿される。批判的な声とはいえ、柔道に関心が向けられている証左でもある。 ところが、新聞紙面やテレビ報道をみていると、“誤審”問題を深掘りした扱いは少ない。ネット配信の記事には、SNS上の投稿を紹介する「こたつ記事」が多発している。4年に一度のオリンピックは人生最初で最後の大舞台になる選手も多い。あってはならない誤審の疑惑が生じたとき、正否も含めた既存大手メディアの検証、あるいは解説の記事がなぜほとんど見当たらないのか。 オリン
柔道の相次ぐ“誤審”疑惑で多発した「こたつ記事」、SNSの反応を紹介するだけでは新聞離れが加速する
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