神の啓示を聞いた預言者でありながら、軍事指導者として戦いの前線にも立ち、若くしてその生涯を閉じたジャンヌ・ダルク。 波乱に満ちたフランスの英雄の実像に、著書『戦国大変』が話題の歴史家・乃至政彦が日本史を介して迫る「ジャンヌ・ダルク聖者の行進」。 WEBメディア「シンクロナス」で配信する連載(「歴史ノ部屋」内)の中から注目度の高かった「ジャンヌダルクと平将門」をお届けする。 私はジャンヌ・ダルクを人工少女であったと考えている。 といっても「バッタオーグ」や「ハチオーグ」みたいな人造人間ではなく、自身と他者がひとつの物語を飾り立て、発展させていったものである。そしてそれは人工聖女となり、ついには本
ジャンヌ・ダルクは聖者か?愚者か?宗教の合理性と日本史との共通点
【歴史ノ部屋・連載】ジャンヌ・ダルク聖者の行進
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