7月に入り、株高が進んでいます。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)とも史上最高値を更新しました。 とはいえ特段、大きな材料が出たわけではありません。一つの要因として指摘されるのは円安が進んだことです。筆者が注目する月足MACD*というテクニカル指標からも、TOPIXは2023年4月から24年6月末まで、15カ月連続で「買い」シグナルが続いています(図1)。 この月足MACDは過去、日本株の方向性をほぼ的確に捉えてきました。1955年以降、過去の買いシグナル継続期間は14~43カ月間なので、現在の強気相場はもうしばらく続いても不思議はありません。 この指標が「売り」シグナルに転じるには、最
日本株に強気になれない「3つの不安」、日経平均もTOPIXも高値更新だが…
テクニカル指標からは強気相場続いても不思議ではないが、懸念材料には事欠かない
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