7月7日の都知事選の争点の一つに、神宮外苑再開発がある。2021年12月の日本イコモス国内委員会の問題提起が一つのきっかけとなり、それから現在まで論争が続いている。 研究者だけでなく、多くの著名人が疑問の声を上げている点が特徴だ。 音楽家の坂本龍一、サザンオールスターズ、加藤登紀子、漫画家の安野モヨコ、ちばてつや、小説家の村上春樹、浅田次郎、椎名誠、タレントのいとうせいこう、伊達みきお(サンドウィッチマン)など、その顔触れは幅広い分野にわたる。 神宮外苑再開発はなぜここまで大きな話題になっているのか。この再開発はどこに問題があるのか。 神宮外苑再開発についてまとめられたウェブサイトには、再開発
“蓮舫新知事”なら神宮外苑再開発は中止? 東京都知事選の注目争点から考える、リーダーが下す「事業中断」の評価
“失敗”か“英断”か?都知事選チャレンジャーの公約「立ち止まる」の意義