2024年5月30日、韓国で史上最高の財産分割を命じる離婚訴訟裁判の判決が出た。 争ったのは韓国財閥3位のSKグループ会長と、元大統領の長女である夫人。1兆ウォンを超える判決でSKグループの経営への影響にも関心が高まった。 「あの爆弾発言が威力を発揮した」 この日の判決に対して、産業界は仰天した反応だ。まさかの金額だったのだ。 離婚訴訟の当事者は、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン=1960年生)会長と盧素英(ノ・ソヨン=1961年生)氏。 盧素英氏は盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の長女だ。 この日にソウル高裁が出した判決は、崔泰源会長に慰謝料20億ウォンに加え、1兆3808億ウォン(1円=9ウ