5月7日、ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチンは大統領就任式に臨んだ。5期目である。任期は6年で、次回の大統領選挙で当選すれば、あと12年、つまり2036年までの超長期政権となる。 クレムリンでは、ロシアのエリートや外交団が臨席する中で就任式が行われ、プーチンは大統領就任の宣誓をした。その後、プーチンは伝統に従って、ブラゴヴェシェンスキー大聖堂(生神女福音大聖堂)で行われる祝福儀式に出席したが、特別礼拝はモスクワ総主教キリル1世によって執り行われた。この大聖堂は、帝政時代にはツアーリと皇族が奉神礼に参与する場所であった。 ソ連邦の時代には、宗教を否定するマルクス主義の共産党が支配していた
【舛添直言】超長期政権突入、プーチンの戦争にモスクワ総主教が改めて“お墨付き”
「“救国の英雄”ネフスキーは敵を容赦しなかったことで聖人となった」
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