4月30日に総務省が発表した住宅・土地統計調査(2023年、速報値)によると、空き家が900万戸にのぼるという。総住宅数に占める空き家の割合は13.8%で、過去最高である。7件に1件は空き家である。 この調査は1948年から5年に1度行われているが、空き家の数は、1993年に448万戸、2008年に756万戸、2018年に846万戸と増えてきたが、今回は前回よりも51万戸増加した。総住宅数は6502万戸である。 人口が約1億2500万人なので、単純に割り算をすれば、1家屋に住んでいるのは2人未満ということになる。 空き家比率も、前回比で0.2ポイント高くなっている。 居住や使用の目的のない家屋