平成の政治改革は6年かかりました。その間に5つの内閣がかかわり、そのために2つの内閣がつぶれています。それくらいのスケールの問題です。 それを「今国会で」なんていうのは、あまりに残念でみみっちい。できるだけこの問題を小さくして、早く終わらせてしまいたいと。そういう自民党の魂胆が見え見えです。 そうした手っ取り早い法改正の手法として、「政治倫理・公選法改正特別委員会」(倫選特)を改組した「政治改革特別委員会」で議論していくことになりました。委員会で法案をまとめて提出する委員会立法という形式が考えられますが、これは極めてスケールが小さい。 日本の国会において、委員会立法は最も透明性の低い立法形態だ
政治資金規正法改正、岸田・自民の“2大残念”はこれだ…「みみっちいスケール感」と「なんちゃって連座制」
【元首相秘書官インタビュー・後編】平成の政治改革は2つの内閣がつぶれた、抜本改革への道筋整備こそ岸田政権の役目なのに…
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