2022年5月初旬、筆者が最初にウクライナを訪れた時のキーウのマイダン(独立広場)。脇の芝生に戦死者の旗が飾られ始めたタイミングで、この時はまだ旗の数も数えられる程度だった。 それが2024年2月にはこうなる。 ロシアの侵攻が始まってから約2年、無数の旗が芝生を覆い尽くすように変わった。死傷者数に関してはウクライナ・ロシア両国ともに国家機密として取り扱われているが、米政府はウクライナ軍7万人、ロシア軍は最大で12万人との見方を示している。 独立広場の奥にかかっている橋には、支援をしてくれた国々への感謝を示すために各国の国旗が飾られている。 昨年までキーウ中心部では、前線で破壊したロシアの車輛や
《ウクライナ写真ルポ》戦死者を示す旗が独立広場に増え続ける首都キーウ 王女の像にも防弾ベスト
ロシア侵攻後、2年が経過した現地はいま
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