韓国で「政治決戦」と呼ばれる総選挙(4月10日投開票)まで3週間を切った。情勢は1週間単位で急変している。 与野党の激しい対立の中で、有権者の生活に直結する「経済」はいまのところ大きな争点にはなっていないといわれるが、実際はどうなのか探ってみた。「7年ぶりにソウルに家族と来た。スーパーで買い物をして仰天した」 2024年3月19日、久しぶりに韓国に来た韓国系カナダ人の知人と食事をしたら、こんな話を切り出した。「ホテルで家族と果物でも食べようかとスーパーに行ったらあまりの高さにびっくりした」というのだ。 この知人が買おうとしたのが、最近、韓国で最も問題になっている「りんご」だ。 この知人が行った
りんごの値段が韓国総選挙の勝敗決める? 1個440円まで上がり国民生活直撃
雇用と不動産価格は安定したものの、野党代表は「失政」批判
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