「安倍派幹部、関与否定して政倫審終了」「西村・前経産相、『会計には関与していない』と弁明」「現職首相が出席しても『時間の無駄』だった」 裏金問題に関する衆院の政倫審が2月29日と3月1日の2日間にわたって開かれた後、報道機関のニュースではこんな見出しが並びました。派閥の裏金がどのような経緯で始まったのか、誰の指示で金が動いていたのかなどについて、出席した派閥幹部は明確な回答を避け続けたからです。 例えば、安倍派の事務総長だった松野博一氏(前官房長官)は「事務総長の業務は派閥行事や組閣の際の推薦候補などの取りまとめだけ。経理には一切関わっていない。(派閥で6億円超に達する裏金の管理や支出を)誰が決