障がいのあるなしに関わらず、みなさん本当に楽しそうに働いていたのが印象的でした。今、久遠チョコレートは全国に何拠点ぐらいあるんでしょうか? 僕らはとくに「障がい者」を力んで表に出したり隠したりすることはしていません。人間は多様で、人にはいろいろ凸凹があります。いろんな人がいて当然ですから、みんな一緒に働いて一流を目指していこうと考えています。 たとえばフィナンシェ(編集部注:フランスの焼き菓子)にチョコレートをつける商品であれば、少ないスペース、少ない資本で、いろんな種類の美味しいものを作ることができます。地方とか山間部でも、そこにしかないものを求めてきてくれるお客さんがいるようなお店も作って