米国の巨大テクノロジー企業が我が世の春を謳歌している。 2022年にスランプを経験した後、アルファベット、アマゾン・ドット・コム、アップル、メタ、マイクロソフトの株価は人工知能(AI)ブームに乗って上昇し、5社の市場時価総額の合計は2023年の年初から70%増加して10兆ドルを突破した。 AIのおかげで時価総額が増え、業界の上位に躍り出た企業はほかにもある。AI向け半導体最大手のエヌビディアは2月21日、2023年11月~24年1月期の売上高が前年同期比265%増になったと発表した。 時価総額は1年前の約5000億ドルから1兆7000億ドルに膨らみ、米国で5番目に価値の高い企業になった。「Ch