2024年に75周年を迎えたベーカーマッケンジーは、世界45か国に74オフィス、約6,500人の弁護士にサポートスタッフの総勢12,000人超を擁する、世界最大級の国際法律事務所。その特長は比類のないグローバルネットワークだ。世界各地の最新情報を一早く連携するため、香港ベースのミルトン・チェン会長を筆頭に、各地域を代表するよう選任された7人のリーダーが経営委員会を構成し、世界の業務をとりまとめている。そこで今回は、アジア太平洋地域から経営委員会に選任されたバンコクオフィスのピーラパン・タンスワン氏(以下、ピーラパン氏)と、東京事務所の共同代表パートナーである高田昭英氏(以下、高田氏)を取材。60