自民党安倍派(清和政策研究会)をはじめとする派閥の政治資金「裏金」問題で、永田町は大混乱に陥っている。東京地検特捜部の動きは加速しており、2024年以降も、この騒動はしばらく続くだろう。一見すると、リクルート事件以来といわれる大型事案なだけに、岸田文雄内閣は近い将来政権運営に行き詰まり、新たな内閣が発足するように思える。 だが残念ながら(?)、現在の永田町をみる限り、岸田政権は継続する公算が大きい。国民の負担増に焦点を絞った政策だけを打ち出している悪夢の日本政治を誰も止めることができないのか――。 特捜部の捜査進展に伴い、内閣支持率は今後もさらに低下していくのは間違いないだろう。留意すべきは、
残念だが岸田内閣は簡単には瓦解しない、森喜朗・三木武夫の事例を見れば納得
永田町大混乱で「岸田おろし」も盛り上がらず、増税メガネによる政治が継続か
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供