年が明けると大学入試共通テストが目前に迫り、本格的な入試シーズンに突入する。今年の現役受験生はコロナ禍で中学・高校時代を過ごし、オンラインでの学びを余儀なくされた学生がほとんどだろう。この、ICTを活用した個別学習。学びの環境格差を埋め、平等な学習機会を提供するもののように見られがちだが、本当にそうか?むしろ「副作用の存在」があると指摘するのが、元文部科学省キャリア官僚の寺田拓真氏だ。新著『教育改革を「改革」する。』(学事出版)より一部を抜粋・再編集し、お届けする。(JBpress)(2回目/全3回)>>>1回目「“誰一人取り残さない”はずが格差拡大?ICTによる個別学習がはらむ副作用」から読
楽しそう!でも続かない…個別ICT教育に内在する教育格差“再生産”システム
小手先のゲーム性は学習継続に効果なし、元文科官僚が指摘する根深きマタイ効果
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