今月初め、インドの南部に位置するハイデラバードで開催された、ビジネスリーダー育成に関連する国際会議に出席した。100人の出席者の8割以上はインド人で、その他の大半が東南アジアを中心とするアジアからの出席者であった。 欧州からの数少ない参加者として、ロシアの出席者も2人いた。 ロシアからの参加者は、「(ウクライナ侵攻によって)ロシア人がビザを取ることが難しくなっているが、インドとの関係は良好なのでビザの取得に問題はない」と語っていたことが印象に残る。 インドは、歴史的にロシアとの関係が良好である。ロシアのウクライナ侵攻に対しても、西側諸国とは一線を画し厳しい批判はしていない。多くの兵器をロシアか
インドのビジネス系国際会議で見た、G7とは異なるグローバルサウスの“景色”
新興国・途上国のリーダーとして振る舞うインドの立ち位置と重み
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