世界はイスラエルとハマスの戦いに注視し、ウクライナ戦争への関心を失いつつある。しかし、ウクライナ、特に東部、南部ではウクライナ軍とロシア軍の間で激しい戦闘が続いている。ウクライナ軍が今年の6月上旬反転攻勢を開始してから半年が経つが、期待したような戦果はあがっていない。 プーチン大統領は、12月1日、兵員を17万人、約15%増強する大統領令に署名した。これで、ロシア軍は最大132万人に増えることになる。昨年9月には予備役30万人の部分動員を行っている。まさに、人海戦術でウクライナ軍の反転攻勢に対峙しようとしているのである。 ロシア軍は、占領地を死守するため、大量の地雷を敷設している。これがウクラ