「COP」とは、締約国会議(Conference of the Parties)の略で、様々な国際条約について、それぞれの締約国が議論する最高意思決定機関を指します。ただし、「COP」と言えば、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)に関するCOPを指すのが一般的です。大手メディアなどでは、「気候変動枠組み条約締結国会議(COP)」と記載されています。 国連気候変動枠組条約は、1992年5月に採択され、1994年3月に発効しました。締結国数は198カ国・機関で、大気中の温室効果ガス(二酸化炭素やメタンなど)の濃度を安定化させることを究極の目的としています。 UNFCCC のCOP(以下COP)は19