LOUDNESS、BOWWOW(VOWWOW)、EARTHSHAKER……、1980年代に“ジャパメタ”と呼ばれた、ジャパニーズメタルのムーブメントがあった。そのシーンの雄、44MAGNUMはニューウェイヴの影響を受けソフトロックへ転向、そして1989年に解散した。44MAGNUMのローディーを務めていたCIPHER(Gt/瀧川一郎)とTetsu(Dr/菊地哲)のD’ERLANGERもメタルからニューウェイヴの洗礼によってポジティヴパンクへ転向。耽美でデカダンな“サディスティカルパンク(SADISTICAL PUNK)”を標榜し、同1989年にアルバム『LA VIE EN ROSE』でシーンに