イスラエルとハマスの紛争勃発を受け、「有事の金」が本領を発揮した。先週、円建て小売価格は連日の最高値更新ラッシュとなり、1g=1万円を超える歴史的な高値圏で推移している。「今しかない!」。都内在住の50代女性は、亡くなった母親から譲り受けたアクセサリーを握りしめて都内の貴金属店に駆け込んだ。買い取り価格は純金だと1g=1万円を超えており、女性が持ち込んだネックレスや指輪の合計評価額は軽く50万円を上回った。 古いデザインでほとんど身に着ける機会がないことから、いつかは現金化しようと考えていた。しかし、今年に入って円建て小売価格が何度か1g=1万円を超えたタイミングでは売り損ねていた。「まさか、
円建て価格が最高値更新ラッシュ!それでも金が「買い」の理由とは
1g=1万円は通過点なのか、イスラエル・ハマス衝突で「有事の金」の先行きは?
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