拡大する貧富の差や環境問題など山積する目の前の課題を考えることも重要ですが、根本的な話として、どうすれば人類が地球と共存できるのかがわからない中で私たちはもがいているわけですよね。その中で、新しいビジョンをつくり、推し進めていかなければならない。 こういう取り組みは、短期的に見れば経済合理性がないのかもしれませんが、長期で見れば、人類にとって大きなメリットがある。これをどう考えるか。 また、これまでは資本主義の中、民間がドライバーとなって経済成長を果たしてきました。でも、現在私たちが抱える格差の問題などをみると、民間だけで合理的な仕組みを提供できているのかといえば、決してそうではありません。
安保理改革の実現は困難も、常任理事国の拒否権行使に制限をかけることは可能
元外交官・国連職員 水田愼一×オウルズコンサル 羽生田慶介対談(2)
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