領土奪還を目指して、ウクライナ軍が6月初旬に開始した反転攻勢は、ロシアの強固な防御ラインを前に苦戦を強いられている。 ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、8月8日に公開した中南米メディアとの会見の動画で、「誰もが望むよりも遅く進んでいる。これほど長く戦い、兵器が不足していれば非常に難しい」と述べ、思うようなペースでは進んでいないという見方を示した。 その上で「反転攻勢とは進軍することであって後退はしない。ウクライナが主導権を握っているのはいいことだ」として、今後も反転攻勢を続けていく姿勢を強調した。 このようにウクライナ戦争が、長期化し、消耗戦になる様相が色濃くなってきたのも事実である。 消
反転攻勢に一定の成果で、米国がウクライナに停戦協議呼びかけか
プーチン退陣が前提、NATO内に根強い支援疲れも背景
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