5年前、三浦瑠璃氏がテレビで北朝鮮の潜伏工作員に関し、「テロリスト分子がいるわけですよ。それがソウルでも、東京でも、もちろん大阪でも。今ちょっと大阪がヤバいって言われていて」と発言し、物議を醸したことがある。 一方、筆者が住む英国や欧州、米国などでは、潜伏工作員は現実の話で、テロリストが捕まったとか、射殺されたといった報道をよく見かける。 筆者が初めて、スリーパー(直訳は「眠っている人」で、普段は一般人として暮らしている潜伏工作員)に出会ったのは、邦銀の社費留学生としてエジプトのカイロで勉強していた28歳のときである。当時はインターネットもなく、エジプトのような中東・アフリカ諸国では、日本の食
「まさかあなたが…」私が海外で出会った大物日本人“潜伏工作員”
国家を脅かす“スリーパー”、それだけにもし工作員に間違えられたら命取り
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