中学校3年生は、まだ自分が不確かで、これからどんどん好きなことや得意なことを見つけていく段階。このタイミングで、人生を大きく左右する受験をしなければならないというのはたいへんなプレッシャーです。 今は多くの子どもたちがこのレースに否応なしに参加させられていますが、成長の妨げになると感じます。 それに、合格したとしても、30人ほどの学生が毎日同じ教室の中で過ごさなければならない。こういう環境はいびつで、イジメにもつながりかねない。 生徒が授業の内容を自分で選択するアメリカの高校の場合は、授業ごとにクラスメイトが変わるので、もっと風通しがいい。日本の受験と教室の制度は子どもの成長にプラスだとは思え