「韓国の経団連」ともいえる経済団体が紆余曲折の末、何とか新しいスタートを切った。 かつて「政経癒着の温床」と強い批判を浴びたが、サムスンなど4大財閥が再加入し、名称も変更して出直すことになった。 2023年8月22日、韓国の経済団体である全国経済人連合会(全経連)は臨時総会を開いた。 朴槿恵(パク・クネ=1952年生)政権末期の2016年に起きたスキャンダルで、全経連は「政経癒着の温床」とのイメージが定着し、サムスンなど4大財閥はそろって脱退した。 いまだに批判が消えない中で、4大財閥の再加入がこの日決まったが、どんな役割をできるのかは依然不透明だ。 そんな中で会長に就任したのは、知日派、知米派