ロシアのウクライナ侵攻以来、日本メディアの露出が増えた専門用語の一つにNATO(北大西洋条約機構)がある。「NATO加盟国からウクライナへの軍事的支援が必要」 「NATO加盟国は核の傘にあるので、核攻撃を受けない」 といった意見や解説を聞くことも増えた。 NATOは、North Atlantic Treaty Organizationの頭文字をとったものであり、英語では「ネイトウ(neɪ.t̬oʊ)」と発音する。日本風にナトーと発音しても、通じないことが多いので注意が必要だ。 フィンランドはロシアを脅威と感じつつも、ロシアを刺激することを避けてNATOに加盟してこなかった。安全保障の分野でよ
ロシアによるウクライナ侵攻で駆け込み寺になったNATOの歴史とその役割
全会一致が原則だが軍事費負担は米国が突出、東方拡大でロシアに遺恨
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