ウクライナは、ロシアの侵攻当初から戦闘機と戦車を供与してほしいと再三訴えていた。米国はこの5月、NATO(北大西洋条約機構)加盟国が保有する「F-16」戦闘機の供与を容認した。 しかし、パイロットの教育には約4か月が必要だという。 ウクライナ軍はこれまで、ロシア軍機がウクライナの防空網が届かないところから空対地ミサイルを撃ち込んでくるのを止められずにいた。 また、ロシア軍部隊の急所を掴んでいても、そこをタイムリーに攻撃ができないでいた。 ウクライナは、今やっと戦車や歩兵戦闘車が供与されて、地上戦での反撃の態勢が整った。 実際に、英国供与の長射程ミサイル「ストーム・シャドウ」は、両軍の接触線から