国家は自らが追求する目標を達成するために、さまざまな手段を通じて自国や他国の世論を左右しようとする。いわゆる「プロパガンダ」だが、その歴史は古く、古代エジプトのファラオであるラムセス2世もプロパガンダ行為を行ったと言われている。 紀元前13世紀に起きたエジプトとヒッタイトの間の争い「カデシュの戦い」において、彼は実際には決着のつかなかったこの戦い(和平条約が結ばれて終わった史上初の戦争だそうだ)を、自国の民衆に対しては完璧な勝利であったと伝えた。 その際に用いられたのは、古代エジプト文明でお馴染みの壁画や碑文だ。事実がどこまで伝えられたかはわからないが、戦闘は現在のシリア付近で起きたそうである
中国が推し進める海外での世論操作工作「スパムフラージュ」にどう対処するか
より本物らしさを追求し始めたネットプロパガンダ、ChatGPTなどAIが後押し
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