人は、いや男はとくに、「無敵」と聞いて、そういう男になりたいと一度は憧れたことがあるのではないか。相手が何人いようと、またどんなやつらであろうと、眉ひとつ動かすことなく、軽々と、鮮やかに打ち倒してしまう。 たとえばアクション映画「ワイルドカード」のジェイソン・ステイサムや「イコライザー」のデンゼル・ワシントンのようにである。もう無敵も無敵、これほどスカッとした無敵ぶりはない。どんなやつが相手でも、絶対に負けないのだ。 無敵は武術的な強さだけを意味するのではない。それだけでは、ただの腕力バカになりかねない。 映画の中のデンゼルのように書を読み(『老人と海』)、議論や思考においても、本質把握と論理
人が「無敵」になる方法はひとつ、ロンドンの地下鉄でその場面に遭遇
具体的な“敵”とは、生老病死、人間(世間)そしてお金だが
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