台湾の蔡英文総統は3月29日から米国を経由地にして中南米の友好国グアテマラとベリーズを訪問した。 このタイミングで中米国のホンジュラスが台湾と断交し、27日、中国と国交を樹立したこと、また、国民党の元総統の馬英九が4月5日の清明節に合わせて墓参りをするために中国本土への“里帰り”を行ったことなどを含め、米中台の間でこれまでにないほど緊張が高まっている。 そして、その緊張の1つの山場が4月5日だった。蔡英文は中米友好国訪問を終えて帰途の経由地、米国・カリフォルニアに入り、ケビン・マッカーシー下院議長および17人の超党派議員と会談した。 1979年に米台が断交してから、台湾総統が下院議長に会うのは
米下院議長と歴史的会談、蔡英文は「台湾世論の分断」に打ち勝てるか
バイデン政権が配慮を見せるも中国は猛反発
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