ロシアは数十年もの間、中国に武器を提供してきた。2001~10年には平均で毎年20億ドル相当の武器を送り、2015年には70億ドルもの大型商談を獲得している。 今では立場が逆転した。 手際の悪いウクライナ侵攻の最中に、ロシアは1500両以上の戦車をはじめ、計9400を超える数の装備を失った。弾薬もひどく不足している。 米国政府によると、中国がロシアに武器を供給すべきか否かを検討しているという情報がある。 実行されれば戦争の展開が変わるかもしれない。中国と欧米との関係におけるさらに深刻な危機の引き金を引くことにもなるだろう。 開戦間もないころから、ロシアは武器の供給を中国に繰り返し要請してきた。