少女が逃げ出した日の夜、祖父母のところに彼女を連れ戻しに向かった松永太と緒方純子が逮捕されました。これが一連の捜査の始まりです。そこから徐々に犯人の緒方の親族たちも行方不明であることが分かり、結果的に、少女の父親と緒方の親族6人が殺害されていることが明らかになりました。 少女が監禁されたマンションを取材すると、近所の住人からは異臭騒ぎの話や「ノコギリで夜中に何かを切っている音がした」という証言が出てきた。やがて殺人の事実が明らかになり、具体的な現場と証言がつながっていきました。そのようにして、あらためて幾度も驚かされていく事件でした。 その後、裁判で明らかになっていくのですが、緒方の親族の殺害
北九州監禁殺人事件、どこにでもいたいじめっ子はいかにして殺人鬼になったか
あまりに残酷でメディアも報じることをためらった事件から学ぶこと
ここからは、JBpress Premium 限定です。
カンタン登録!続けて記事をお読みください。詳細はこちら